こんなやり方は逆効果!ストレッチを行う際に守るべき注意点

こんにちは、カリカリです。今回は「ストレッチを行う際の注意点」のお話です。

肩こり首こりなどのパソコン疲労を解消するには、こった筋肉を引きほぐしてくれるストレッチ運動はとても有効です。ザッと挙げるだけでもストレッチには、以下のような利点があります。

  • 緊張した筋肉をリラックスさせる
  • 委縮し固まった筋肉を柔らかくする
  • 全身の血行を促進する
  • 骨や関節の動きをスムーズにする

ただ、このように良いことだらけのストレッチですが、やればやるだけ健康になれるのかと言えばそうではありません。ただ闇雲にやればよいというものでもないのです。

というか、正しく行わないと逆に症状を悪化させ、健康を損なってしまう場合すらあります。間違ったストレッチが、逆に身体を悪くしてしまうこともあります。

そのような失敗をしないためにも、今回はストレッチを行う際に気を付けるべきこと、やってはいけないストレッチの例をご紹介します。

①首を手で伸ばすのは絶対にNG!

手で頭を横に倒して首を伸ばすストレッチ、よく見かけますよね。私が通っているジムのストレッチビデオにも、普通に流れています。

しかしこれは絶対にNGです! 首への負担が大きすぎ、骨を傷めてしまう恐れがあります

そもそも首の骨(頸椎)は、横に大きく曲がるような構造にはなっていません。このように手の力で無理やり曲げてしまうと、筋肉を伸ばす以前に骨を傷めてしまいます。

頸椎は多数の神経が通る超重要な部位です。ここを傷めてしまうとシャレになりません。もし行っているなら今すぐやめてください。

安全に首のストレッチを行うには、手で頭を無理に倒すのではなく、肩や腕の方を下に引くのがよいでしょう。その際も骨や筋肉を傷めないよう、無理は禁物です。

②背中を前側に伸ばすのも(場合によっては)よくない

腕を体の前側で組み背中の筋肉を引き延ばすストレッチ、これを肩こりの人が行うのはよくありません。

肩こりや首こりが酷い人の多くは、猫背やストレートネック、巻き肩などの姿勢の問題により、重心が前側に倒れ姿勢が前傾している傾向にあります。

前傾姿勢ということは、頭や腕が前側に倒れてしまっている状態です。そして、この前に倒れた頭や腕を引っ張り上げ支えているのが、肩や背中の筋肉です。

そんな状態でこのストレッチを行ったらどうなるでしょうか。ただでさえ前側に引っ張られ負担の大きい背中に、さらなる追い打ちを与えるだけです

この場合、行わなければいけないストレッチはまったく逆の動きです。背中の肩甲骨を後ろに引き締め、胸の筋肉を開き後ろ側に伸ばす。これが本来行うべきストレッチです。

③前屈で身体を背中や首から倒してはいけない

ストレッチ運動の基本であり王道である前屈、これにも注意が必要です。それは背中や頭を曲げてはいけないということです。

そもそもこの前屈は、股関節を前側に倒す運動です。股関節から身体を曲げることで、主に太もも(ハムストレイング)やお尻、腰の柔軟性を高めることが目的の運動です。

身体が硬い人に特に多いですが、股関節よりも背中や頭を曲げようとする方がよくおられます。これでは本来伸ばすべき下半身のストレッチにはなりません。

それどころか、無理に首や背中を曲げてしまうことにより、これらの筋肉や骨を傷めてしまう危険性もあります。

このような事故を起こさないためにも、前屈を行う際は「背中を丸めず胸を張る」ことを意識しましょう。

また、前屈は立って(立位)行うと転倒してしまう恐れがあるため、座って(座位)行うことをおすすめします

④時間が短すぎては意味がない

ストレッチのやり過ぎは怪我の元ですが、かといってやらなすぎるのも×。ストレッチはじっくり時間をかけて行うのが基本です

ストレッチの教本やビデオなんかを見ると、1つのストレッチを行う時間は大体20~30秒程度と書かれている場合が多いです。しかしこれはストレッチに慣れている人の基準であると、私は思います。

身体が硬い人というのは、とにかく身体の緊張が強いのです。身体が緊張した状態でいくら筋肉を伸ばしても、十分なストレッチ効果を得ることはできません

そういう方の場合は、ストレッチの体勢に入ったら「まずは身体の緊張を解く」ことが必要です。その為にはとても20秒や30秒では足りません。

ですから、「身体が元々硬い人のストレッチは、柔らかい人よりもじっくり時間をかける必要がある」というのが、私の考えです。

※詳細は↓の記事をご参照ください。

こんにちは、カリカリです。今回は「ストレッチ」についてのお話です。 ストレッチや柔軟運動は、肩こりや首こりなどのパソコン疲労を解消・予防す...

じぶんの身体の状態に合ったストレッチを行おう

いかがでしたでしょうか。このように一般的に推奨されているようなストレッチでも、実は逆に身体へ悪い影響を与えてしまう場合もあるのです。

世の中には「これをすれば一瞬で肩こりが解消!」みたいな紹介をされているストレッチを、そこら中で見かけます(当ブログでもストレッチ法を紹介することもあります)。

しかしどんなに優れたストレッチ法であろうと、自分の体の状態に合っていなければ、良い効果を得ることはできません

そうならないためにも、まずは自分の体がどういう状態であるかという「現状把握」をしっかり行い、その問題を解決できる手段であるかをしっかり見極める必要があります。

以上、「ストレッチを行う際の注意点」のお話でした。

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